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悪人正機(あくにんしょうき)
- 意 味: 人間は如来の本願にすがってこそ救われる。自分を悪人と思う人は、まさに本願他力の正しい機会を得ているという意味。
- 解 説: 「悪人」とは自己の罪を自覚する者のこと。また、「正機」は悟りを得る資質を備えていること。親鸞の浄土真宗の中心となる教え。
- 出 典: 『歎異抄』
- 英 訳:
- 用 例: 悪人正機。如来の大悲はハガキをも書けぬ凡夫をこそ救いたもう。などと屁理屈をこねても駄目。 (五木寛之「みみずくの夜メール、京都はお肉どすえ」)