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無明長夜(むみょうじょうや)
- 意 味: 煩悩にさまよって悟りを開けない状態のこと。無明を闇の長夜に例えていう語。
- 解 説: 「無明」は、仏教の十二因縁の一つ。邪見、俗念などに妨げられて、真理を知ることができないこと。
- 用 例: 好きというのはな、船なのじゃ。無明長夜を超えてゆく荒海の船なのじゃ (辻邦生 『西行花伝』)
- 類義語: 無明之闇(むみょうのやみ)