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黙契秘旨(もっけいひし)

  • 意 味: ことばを交わすことなく、秘密にしたままで、互いに了解しあっている考え。

  • 解 説: 「黙契」は、話さなくても意志が通じ合うこと。言わず語らずのうちに互いに了解しあうこと。「秘旨」は、秘密の考え。「もくけいひし」とも読む。
  • 用 例: 外に現れたところは、信虎国外に去り、信玄国内に拠ったことではあるが、父子の間に何いう黙契秘旨があったかも知れない。 (幸田露伴『武田信玄』)
  • 類義語: (「ことばを交わさずに」の意味で)以心伝心(いしんでんしん)/感応道交(かんのうどうこう)/神会黙契(しんかいもっけい)/拈華微笑(ねんげみしょう)/不立文字(ふりゅうもんじ)(「秘密に」の意味で)一子相伝(いっしそうでん)/奥義秘伝(おうぎひでん)/真言秘密(しんごんひみつ)/父子相伝(ふしそうでん)
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