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和光同塵(わこうどうじん)

  • 意 味: 賢人が自分の才智を目立たないようにして、俗世間と調子を合わせること。

  • 解 説: 「和光」は光を和らげる。才知を隠すこと。「同塵」は俗世間に歩調を合わせること。「塵」は世俗のちり。訓読では「光を和らげ塵に同ず」と読む。
  • 出 典: 『老子』
  • 英 訳: 
  • 用 例: 宗謙の和光同塵は意味がちがうらしい。非常にすぐれた者が市井の塵と同じ塵になって生きていくという老子の境地は宗謙にあっては逆で、そのことがくやしいという意味である。(司馬遼太郎「花神」)
  • 類義語: 和光垂迹(わこうすいじゃく) / 内清外濁(ないせいがいだく) / 和光混俗(わこうこんぞく) / 晦迹韜光(かいせきとうこう) / 韜光晦迹(とうこうかいせき)
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