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2008年03月28日

大統領や総理大臣には代わりがいるだろうが…(星 新一)

大統領や総理大臣には代わりがいるだろうがオレの代わりはいないんだ。
星 新一(小説家・SF作家)

途中であきらめちゃいけない。途中で…(ルイ・アームストロング)

途中であきらめちゃいけない。途中であきらめてしまったら、得るものより失うもののほうが、ずっと多くなってしまう。
ルイ・アームストロング
(ジャズ・ミュージシャン・コルネット奏者・シンガー)

恋という奴は一度失敗してみるのもいいかも…(若山牧水)

恋という奴は一度失敗してみるのもいいかも知れぬ、そこで初めて味がつくような気がするね。
若山牧水(歌人)

黄金は熱い炉の中で試され、友情は逆境の…(メナンドロス)

黄金は熱い炉の中で試され、友情は逆境の中で試される。
メナンドロス(古代ギリシアの喜劇作家)

人間窮すれば通ずるものだ。手が使えなければ…(力道山)

人間窮すれば通ずるものだ。手が使えなければ足を使う。足が使えなければかみついても試合はできる。
力道山(プロレスラー・力士)

死ねば私の意識は確かに無となるに…(大岡昇平)

死ねば私の意識は確かに無となるに違いないが、肉体はこの宇宙という大物質に溶け込んで、存在するのをやめないだろう。私はいつまでも生き続けるのだ。
大岡昇平(小説家・評論家・フランス文学翻訳家)

私は鳥が歌うように、絵を描きたい。(クロード・モネ)

私は鳥が歌うように、絵を描きたい。
クロード・モネ(画家)

人間としての自覚のあるものにとって…(マックス・ヴェーバー)

人間としての自覚のあるものにとって、情熱なしになしうるすべては、無価値である。
マックス・ヴェーバー(社会学者・経済学者)

いまの人は、みんな、「何かしなければ」と…(河合隼雄)

いまの人は、みんな、「何かしなければ」と思いすぎる。
河合隼雄
(心理学者・心理療法家・第16代文化庁長官)

私たちは過去の記憶によってではなく…(バーナード・ショー)

私たちは過去の記憶によってではなく、未来への責任によって賢くなる。
バーナード・ショー
(ノーベル文学賞受賞作家。劇作家・劇評家)

逆境の時こそ、先見性と機動力を試すチャンス…(越後正一)

逆境の時こそ、先見性と機動力を試すチャンスである。
越後正一(元伊藤忠商事社長・会長・実業家)

2008年03月23日

自分に出会えない人生は、他者とも出会えない。(伊丹十三)

自分に出会えない人生は、他者とも出会えない。
伊丹十三(映画監督・俳優)

2008年03月20日

嫉妬は男においては弱さであるが、女に…(アナトール・フランス)

嫉妬は男においては弱さであるが、女にあっては一つの強さである。
アナトール・フランス(ノーベル文学賞受賞作家・批評家)

己の行く道は間違ってはいない。むろん苦険道…(斎藤茂吉)

己の行く道は間違ってはいない。むろん苦険道であるから時々へたばる時がある。けれども己は歩兵のように歩む。
斎藤茂吉(歌人・精神科医)

たいていの人間は、運命に対して過大な…(フンボルト)

たいていの人間は、運命に対して過大な要求をするばかりに不満になる。
アレクサンダー・フォン・フンボルト
(近代地理学の祖・博物学者兼探検家・地理学者)

他人から「できますか?」と聞かれたら…(円谷英二)

他人から「できますか?」と聞かれたらとりあえず「できます」と答えちゃうんだよ、その後で頭が痛くなるくらい考え抜けば大抵のことはできてしまうものなんだ。
円谷英二(特撮監督・映画監督)

平等であるということは単なる比喩であって…(ハンス・ケルゼン)

平等であるということは単なる比喩であって、人間の意志や人格を有効に測量し、計算しうるということを意味するものではない。
ハンス・ケルゼン(純粋法学の創始者・公法学者)

人の言は須らく容れて之を択むべし。拒む…(佐藤一斎)

人の言は須らく容れて之を択むべし。拒むべからず。又惑ふべからず。
佐藤一斎(儒学者)

老兵は死なず、ただ消え去るのみ。(マッカーサー)

老兵は死なず、ただ消え去るのみ。
ダグラス・マッカーサー(軍人・将軍・元帥)

聴くことを多くし、語ることを少なくし、…(成瀬仁蔵)

聴くことを多くし、語ることを少なくし、行うところに力を注ぐべし。
成瀬仁蔵(明治から大正の教育者)

植えるのは木ではない、忠誠心である。(徳川家光)

植えるのは木ではない、忠誠心である。
徳川家光(江戸幕府の第3代将軍)

幸運の神様は、常に用意された人に…(ルイ・パスツール)

幸運の神様は、常に用意された人にのみ訪れる。
ルイ・パスツール(生化学者・細菌学者)

困難な情勢になってはじめて誰が敵か…(小林多喜二)

困難な情勢になってはじめて誰が敵か、誰が味方顔をしていたか、そして誰が本当の味方だったかわかるものだ。
小林多喜二(作家・小説家)

考えねばならんのは、うまくいきすぎている…(大山康晴)

考えねばならんのは、うまくいきすぎている時ですよ。
大山康晴(将棋棋士・15世名人)

我々のすべての探求の最後は、初めにいた…(エリオット)

我々のすべての探求の最後は、初めにいた場所でありその場所をはじめて知ることである
トーマス・スターンズ・エリオット
(ノーベル文学賞受賞作家・詩人・劇作家)

夫婦は愛し合うとともに憎しみ合うのが当然で…(坂口安吾)

夫婦は愛し合うとともに憎しみ合うのが当然である。かかる憎しみを恐れてはならぬ。正しく憎しみ合うがよく、鋭く対立するがよい。
坂口安吾(小説家・エッセイスト)

解決策がわからないのではない。問題が…(チェスタートン)

解決策がわからないのではない。問題がわかっていないのだ。
ギルバート・ケイス・チェスタートン
(作家・推理作家・批評家)

青年はけっして安全株をかってはいけない。(ジャン・コクトー)

青年はけっして安全株をかってはいけない。
ジャン・コクトー(詩人・作家・脚本家)

人の悪きことはよくよく見ゆるなり、我が身の…(蓮如)

人の悪きことはよくよく見ゆるなり、我が身の悪きことは覚えざるものなり。
蓮如(浄土真宗本願寺中興の祖)

人の気持ちはそれが言葉になるとただ…(ナイチンゲール)

人の気持ちはそれが言葉になるとただ空しく失われてしまう。どんな気持ちでも行動に、しかも結果を生む行動に移さなければならない。
ナイチンゲール
(看護婦・統計学者・看護教育学者)

なりたかった自分になるのに、遅すぎると…(ジョージ・エリオット)

なりたかった自分になるのに、遅すぎるということはない。
ジョージ・エリオット(作家)

我が気に入らぬことが、我がためになる…(鍋島直茂)

我が気に入らぬことが、我がためになるものなり。
鍋島直茂(戦国時代の武将)

最大多数の最大幸福は、道徳と立法の…(ジェレミ・ベンサム)

最大多数の最大幸福は、道徳と立法の基盤である。
ジェレミ・ベンサム
(功利主義の創作者・経済学者・哲学者)

黒猫でも白猫でも、鼠を取れば良い猫だ。(登小平)

黒猫でも白猫でも、鼠を取れば良い猫だ。
登小平(政治家)

人生はおのれとの闘い。他には何もない。(ルドルフ・ヌレエフ)

人生はおのれとの闘い。他には何もない。
ルドルフ・ヌレエフ(バレエダンサー)

事の破るるは得意の日にあり。(沢村貞子)

事の破るるは得意の日にあり。
沢村貞子(俳優、随筆家)

この世に難関などない。難関というのは…(塚本幸一)

この世に難関などない。
難関というのはあくまでも本人の主観の問題なのである。
難関だと思っている自分があるだけである。
塚本幸一(ワコール創業者・実業家)

正直こそが、最善の政策である。(ゼノン)

正直こそが、最善の政策である。
ゼノン(哲学者・弁証法の祖)

賢者の信は、内は賢にして外は愚なり、…(親鸞)

賢者の信は、内は賢にして外は愚なり、愚禿が心は、内は愚にして外は賢なり。
親鸞(浄土真宗の開祖)

人間にとって最大の危険は、高い目標を…(ブオナローティ)

人間にとって最大の危険は、高い目標を設定して達成できないことではなく、低い目標を設定して達成し、満足してしまうことである。
ミケランジェロ・ブオナローティ
(ルネサンス期の彫刻家・画家・建築家・詩人)

もし君が大きな才能の持ち主なら、勤勉は…(J・レノルズ)

もし君が大きな才能の持ち主なら、勤勉は才能をさらに大きくするだろう。
ジョシュア・レノルズ(ロココ期の画家)

変化こそ、機会の母である。(中内功)

変化こそ、機会の母である。
中内功(ダイエー創業者)

人は平等なり。婦人もまた平等な人間なり。(幸徳秋水)

人は平等なり。婦人もまた平等な人間なり。
幸徳秋水(社会主義者・思想家)

人の性は悪、その善なるものは偽りなり。(荀子)

人の性は悪、その善なるものは偽りなり。
荀子[じゅんし](戦国時代の思想家・儒学者)

2008年03月19日

何を生命と呼ぶか。あらゆる意味から君を…(ルネ・ロダン)

何を生命と呼ぶか。あらゆる意味から君を激動させるもの、君を突き貫くもののことです。
ルネ・ロダン(彫刻家)

窮するもまた楽しみ、通ずるもまた楽しむ。(荘子)

窮するもまた楽しみ、通ずるもまた楽しむ。
荘子(道教の始祖の一人・思想家)

女性が自由になれば男性も自由になる…(ネヴェルソン)

女性が自由になれば男性も自由になる。人は、拘束した分だけ拘束されるものだ。
ルイーズ・ネヴェルソン(彫刻家)

何度負けてもいい、のんきにじっくりと…(北村西望)

何度負けてもいい、のんきにじっくりとやれば必ず勝つ日がきます。
北村西望(美術家)

全ては、自然が書いた偉大な書物を学ぶこと…(ガウディ)

全ては、自然が書いた偉大な書物を学ぶことから生まれる、人間が造る物は、既にその偉大な書物の中に書かれている。
アントニオ・ガウディ(建築家)

時のある間にバラの花を摘め、時はたえず…(バート・ヘリック)

時のある間にバラの花を摘め、時はたえず流れ、今日ほほえむ花も明日には枯れる。
ロバート・ヘリック(詩人)

勝負の世界には、後悔も情けも同情もない…(村山聖)

勝負の世界には、後悔も情けも同情もない。あるのは結果、それしかない。
村山聖(将棋棋士)

急がず、あわてず、部下を思いやりながら…(平岩外四)

急がず、あわてず、部下を思いやりながら、待ちに徹する重耳の姿は、苦境における指導者の在り方として感動的である。
平岩外四
(元東京電力会長・第7代経団連会長)

家庭は主人の城壁なり。(中江兆民)

家庭は主人の城壁なり。
中江兆民(明治の思想家・ジャーナリスト)

私は音楽を、愛という以外の形では…(ワーグナー)

私は音楽を、愛という以外の形では、理解できない。
ヴィルヘルム・リヒャルト・ワーグナー
(作曲家・文筆家・理論家)

去る者は追わず。(蘇軾[そしょく]<)

去る者は追わず。
蘇軾[そしょく]
(政治家・詩人・書家・唐宋八大家の一人)

面白がってやっているヤツと、苦労して…(青島幸男)

面白がってやっているヤツと、苦労してやっているヤツと、どっちが勝つかな。
やっぱりさ面白がってやっているヤツにはかなわないんだよ。
青島幸男(作家・タレント・元東京都知事)

人生とは、困難との戦いの連続である。(諸葛亮)

人生とは、困難との戦いの連続である。
諸葛亮(政治家・軍略家)

他人の感受性を軽蔑してはいけない。…(ボードレール)

他人の感受性を軽蔑してはいけない。感受性はその人の才能なのだ。
シャルル・ピエール・ボードレール(批評家・詩人)

虹を見て思ひ思ひに美しき。(高浜虚子)

虹を見て思ひ思ひに美しき。
高浜虚子(俳人・小説家)

おかしな形はおかしな形なりに均衡があって…(向田邦子)

おかしな形はおかしな形なりに均衡があって、それがみんなにとってしあわせな形ということも、あるんじゃないかなあ。
向田邦子(脚本家・エッセイスト・小説家)

幸と不幸との差は、その人が人生を楽しく…(メーテルリンク)

幸と不幸との差は、その人が人生を楽しく明るく見るか、 敵意を抱いて陰気に見つめるかの差である。
モーリス・メーテルリンク
(ノーベル文学賞受賞作家・詩人・劇作家)

あせらず おこらず あきらめず。(美空ひばり)

あせらず おこらず あきらめず。
美空ひばり(国民栄誉賞受賞者・歌手・女優)

あきらめない奴には、勝てないよ。(ベーブ・ルース)

あきらめない奴には、勝てないよ。
ベーブ・ルース(元メジャーリーガー)

まあ、もうちょっと、行ってみようやないか…(小田実)

まあ、もうちょっと、行ってみようやないか。
ほんとうに未知なものにむかって進むとき、人はそんなふうに自分に対して言うほかはない。
小田実(作家・平和活動家)

2008年03月18日

遊んで 遊んで遊び尽くせば、何かに突き…(今東光)

遊んで 遊んで遊び尽くせば、何かに突き当たって、つかむものがある。
今 東光(天台宗僧侶・小説家・画家・参議院議員)

やがていつかは身も軽く、心楽しき朝が来よう。(ミッチェル)

やがていつかは身も軽く、心楽しき朝が来よう。
マーガレット・マナーリン・ミッチェル(作家)

やがていつかは身も軽く、心楽しき朝が来よう。(ミッチェル)

やがていつかは身も軽く、心楽しき朝が来よう。
マーガレット・マナーリン・ミッチェル(作家)

2008年03月16日

芸術は、私の生活に、一つの意味を与えた…(ムンク)

芸術は、私の生活に、一つの意味を与えた。わたしは芸術を通して、光を求め続けて来た。わたしの芸術は、わたしに必要な、杖であった。
エドヴァルド・ムンク(画家)

自分の過ちを認めることを恐れるな。幾度と…(レーニン)

自分の過ちを認めることを恐れるな。
幾度となく修正を繰り返すことを恐れるな。
レーニン(ソビエト連邦建国者)

歴史(の変化)に門を閉ざすことは出来ない…(マン・レイ)

歴史(の変化)に門を閉ざすことは出来ない。 歴史は戸を蹴破っても進入してくるからだ。
時流に乗らなければならない。 いや、それ以上に歴史を先取りしなければならない。
ゆっくり歩いていてはいけない。走って歴史を迎えに行け!
マン・レイ(画家・彫刻家・写真家)

人はどんな高いところでも登ることができる…(アンデルセン)

人はどんな高いところでも登ることができる。しかし、それには決意と自信がなけばならぬ。
アンデルセン(童話作家)

怒りは一時の狂気なり。汝が怒りを制さざれば…(フラックス)

怒りは一時の狂気なり。
汝が怒りを制さざれば、怒りが汝を制せん。
クィントゥス・ホラティウス・フラックス
(古代ローマ時代の詩人)

思案はタケノコみたいなもので、大部分は…(阪田三吉)

思案はタケノコみたいなもので、大部分は土の中に埋もれている。
阪田三吉(将棋棋士)

書を読む計を学問と思い、紙上の空論を持って…(平賀源内)

書を読む計を学問と思い、紙上の空論を持って格物窮理と思うより間違いも出来るなり。
平賀源内(本草学者・蘭学者・医者・作家・発明家)

生きてりゃいいさ 生きてりゃいいさ そうさ…(河島英五)

生きてりゃいいさ 生きてりゃいいさ そうさ生きてりゃいいのさ 喜びも悲しみも立ち止まりはしない 巡り巡ってゆくのさ。
河島英五(シンガーソングライター・俳優)

エキスパートとは、ごく限られた分野で…(ダヴィド・ボーア)

エキスパートとは、ごく限られた分野で、ありとあらゆる間違いをすべて経験した人物である。
ニールス・ヘンリク・ダヴィド・ボーア(理論物理学者)

役者は舞台で死ぬというのは本望というが…(ミヤコ蝶々)

役者は舞台で死ぬというのは本望というが、あんなんウソや。人間はやっぱりベットの上で死ななあかん。
ミヤコ蝶々(女優・漫才師)

2008年03月15日

真の友情はゆっくり成長する植物である…(ジョージ・ワシントン)

真の友情はゆっくり成長する植物である。友情と呼ぶにふさわしいところまで成長するには、度重なる危機にも耐え抜かねばならない。
ジョージ・ワシントン(米国初代大統領・政治家)

大統領や総理大臣には代わりがいるだろうが…(星新一)

大統領や総理大臣には代わりがいるだろうがオレの代わりはいないんだ。
星 新一(小説家・SF作家)

老年は山登りに似ている。登れば登るほど…(I・ベルイマン)

老年は山登りに似ている。
登れば登るほど息切れするが、視野はますます広くなる。
イングマール・ベルイマン(映画監督・脚本家)

999回失敗しても、1回うまくいけばいい…(C・F・ケタリング)

999回失敗しても、1回うまくいけばいい。それが発明家なんだ。失敗は、うまくいくための練習だと考えているんだ。
チャールズ・フランクリン・ケタリング

人材を教育するのは善の大なるものなり。(広瀬淡窓)

人材を教育するのは善の大なるものなり。
広瀬淡窓(儒学者・漢詩人・教育者)

誰もが見ていながら、誰も気づかなか…(コンラート・ローレンツ)

誰もが見ていながら、誰も気づかなかったことに気づく、研究とはそういうものだ。
コンラート・ローレンツ(動物行動学者)

順番を待っているだけの人間には、永久に…(藤山寛美)

順番を待っているだけの人間には、永久に順番が来ない。
藤山寛美(喜劇役者)

団結して良心に従って行動するならば…(ジャン・アンリ・デュナン)

団結して良心に従って行動するならば戦争は防げる。
ジャン・アンリ・デュナン(ノーベル平和賞受賞者)

身を屈して、分を守り、天の時を待つ。(劉備)

身を屈して、分を守り、天の時を待つ。
劉備(三国時代の武将)

喜びは忘れ去られていく。しかし、悲しみは…(レールモントフ)

喜びは忘れ去られていく。
しかし、悲しみは忘れることはない。
ミハイル・ユーリエヴィチ・レールモントフ

良い絵とは、ああっと言うだけで、ものが…(横山大観)

良い絵とは、ああっと言うだけで、ものが言えなくなるような絵だ。どうだこうだと言える様な絵、言いたくなる様な絵は大した絵ではない。
横山大観(美術家・日本画家)

俺が死んでかなりたってから俺が歌った歌を…(プレスリー)

俺が死んでかなりたってから俺が歌った歌を聴く人たちがいるだろう。そういう人たちに俺の本当の良さをわかってもらいたいな。
エルヴィス・プレスリー

定年があるような人生はダメなの。定年のない…(ハナ肇)

定年があるような人生はダメなの。定年のない人生てのは素晴らしいの。休んでられないんだもの。
ハナ肇(ミュージシャンン・コメディアン・俳優)

幸多かりし日をしのぶより大いなる苦しみは…(アリギエーリ)

幸多かりし日をしのぶより大いなる苦しみはなし。
ダンテ・アリギエーリ(詩人・哲学者・政治家)

ふしぎだと思うこと これが科学の芽です…(朝永振一郎)

ふしぎだと思うこと これが科学の芽です。よく観察してたしかめ そして考えること これが科学の茎です。
そうして最後になぞがとける。これが科学の花です。
朝永振一郎(物理学者)

恋とは尊くあさましく無残なもの也。(樋口一葉)

恋とは尊くあさましく無残なもの也。
樋口一葉(小説家・歌人)

子供は大人の父親である。(ウィリアム・ワーズワース)

子供は大人の父親である。
ウィリアム・ワーズワース(詩人)

誠実は人間の保ち得る高尚なものである。(ジェフリー・チョーサー)

誠実は人間の保ち得る高尚なものである。
ジェフリー・チョーサー(イギリスの詩人)

自分に出会えない人生は、他者とも出会えない。(伊丹十三)

自分に出会えない人生は、他者とも出会えない。
伊丹十三(映画監督・俳優・エッセイスト)

戦争をおもしろがるのは、未経験者だけだ。(ピンダロス)

戦争をおもしろがるのは、未経験者だけだ。
ピンダロス(古代ギリシアの詩人)

この世界は、大勢の人に愛読される絵本の…(ハイゼ)

この世界は、大勢の人に愛読される絵本のようなものである。ページをめくって一つ一つの絵を楽しむが、原文の一行もみんな読みはしない。
パウル・ヨハン・ルードヴィヒ・フォン・ハイゼ

政治こそ、人間の仕事のうちで、最高な理想を…(曹操)

政治こそ、人間の仕事のうちで、最高な理想を行いうる大事業だ。
曹操(後漢の丞相・魏王・政治家・詩人)

過去と未来を鉄の扉で閉ざせ。今日一日の…(デール・カーネギー)

過去と未来を鉄の扉で閉ざせ。今日一日の枠の中で生きよ。
デール・カーネギー(講演家、著述家)

馬の行きたい方向に馬を走らせるには…(リンカーン)

馬の行きたい方向に馬を走らせるには手間も労力も要らない。
リンカーン(第16代アメリカ合衆国大統領)

偉大であるということは、誤解されるということだ。(エマーソン)

偉大であるということは、誤解されるということだ。
エマーソン(詩人、思想家)

平常心をもって一切のことをなす人、これを…(柳生宗矩)

平常心をもって一切のことをなす人、これを名人というなり。
柳生宗矩(剣術家)

自己満足に陥らない者は成長する。自分の…(中国の格言)

自己満足に陥らない者は成長する。
自分の考えが正しいという確信を持てない者のほうが、多くのことを学ぶ。
中国の格言

言葉が役に立たないときには、純粋に真摯な…(シェイクスピア)

言葉が役に立たないときには、純粋に真摯な沈黙がしばしば人を説得する。
シェイクスピア(劇作家、詩人)

300年くらい生きても、結局は未完で終わる…(高山辰雄)

300年くらい生きても、結局は未完で終わるのだろう。逆に、未完が人間の充実かなと思ったりする。
高山辰雄(日本画家)

ありのままの自分を愛すれば愛するほど…(アーノルド・パテント)

ありのままの自分を愛すれば愛するほど、それを反映した、愛にあふれる出来事を創造する。
アーノルド・パテント(弁護士、実業家)

鋭さを面にあらわして歩いているような男は…(司馬遼太郎)

鋭さを面にあらわして歩いているような男は才物であっても第二流だ。第一流の人物というのは、少々、馬鹿にみえている。
司馬遼太郎(小説家)

大抵の者は、自分でも思いがけないほど…(デール・カーネギー)

大抵の者は、自分でも思いがけないほどすばらしい勇気を持っている。
デール・カーネギー(作家)

事態は、プレッシャーをかけると悪化する。(マーフィー)

事態は、プレッシャーをかけると悪化する。
マーフィー『マーフィーの法則』

ミスをしない選手は超一流。失敗を成功に…(二宮清純)

ミスをしない選手は超一流。
失敗を成功につなげる選手は一流。
責任を転嫁して失敗を繰り返すのが二流。
三流は、自分が失敗したことすら気づかない。
二宮清純(スポーツジャーナリスト)

ハープを演奏することでハープ奏者になる…(アリストテレス)

ハープを演奏することでハープ奏者になる。それと同じで、私たちは正しい行いをすることで正しい人間になり、自らを律することで自制心が身につき、勇気ある行動をとることで勇敢になる。
アリストテレス(哲学者)

ふりむくな ふりむくな 後ろには夢がない。(寺山修司)

ふりむくな ふりむくな 後ろには夢がない。
寺山修司(小説家、作詞家)

自らに勝つことこそ、最も難しい勝利。(アリストテレス)

自らに勝つことこそ、最も難しい勝利。
アリストテレス(哲学者)

弱い者ほど相手を許すことができない。許すと…(マハトマ・ガンジー)

弱い者ほど相手を許すことができない。許すということは、強さの証だ。
マハトマ・ガンジー(宗教家)

恥は若者にとって名誉であり、老人には…(アリストテレス)

恥は若者にとって名誉であり、老人には屈辱である。
アリストテレス(哲学者)

2008年03月14日

成功の秘訣は、職業をレジャーとみなす…(マーク・トゥエイン)

成功の秘訣は、職業をレジャーとみなすことだ。
マーク・トゥエイン(米国の小説家)

足りぬ足りぬは工夫が足りぬ。(戦時中のスローガン)

足りぬ足りぬは工夫が足りぬ。
第二次世界大戦中の日本でのスローガン

猿が読むのだと思って書け。(福沢諭吉)

猿が読むのだと思って書け。
福沢諭吉(江戸幕末~明治の思想家)

常に人生の最後の瞬間だと思って生きろ!(「バビロン5」)

常に人生の最後の瞬間だと思って生きろ!
海外SFドラマ「バビロン5」

熾烈なラットレース(出世競争)の問題は…(リリー・トムリン)

熾烈なラットレース(出世競争)の問題は、たとえ競争に勝っても、ラット(ねずみ)であることにかわりが無いこと。
リリー・トムリン(米国の女優・コメディアン)

人は何のために生きるのかだって?ハッピーに…(漫画(題名不詳))

人は何のために生きるのかだって?ハッピーになるために決まってるじゃん!
漫画(題名不詳)

金は天下の回り物だ!ただ、いつもこっちを…(ツルゲーネフ)

金は天下の回り物だ!ただ、いつもこっちをよけて通るのが気に食わん。
ツルゲーネフ『猟人日記』

旅行者はその放浪によって家庭のありがたさ…(ディケンズ)

旅行者はその放浪によって家庭のありがたさを学ぶことがいよいよ切である。
ディケンズ(イギリス小説家)

自分が立っている所を深く掘れ。そこから…(高山樗牛)

自分が立っている所を深く掘れ。そこからきっと泉がわき出る。
高山樗牛(評論家)

人は習慣を好む、なぜならばそれを作った…(バーナード・ショー)

人は習慣を好む、なぜならばそれを作ったのは自分だから。
バーナード・ショー(イギリス劇作家)

よりいっそう愛することを除いて、恋に対する…(ソロー)

よりいっそう愛することを除いて、恋に対する治療法はない。
ソロー『日記』

愛は涙に漬けて保存される時が最も愛らしい。(スコット)

愛は涙に漬けて保存される時が最も愛らしい。
スコット(イギリス詩人)

いたるところにこれほどの悲惨さがあるのを…(ユーゴー)

いたるところにこれほどの悲惨さがあるのを見ると、私は神はお金がないのではないかと思う。
ユーゴー『レ・ミゼラブル』

女、この生きている謎を解くためには、それを…(H・F・アミエル)

女、この生きている謎を解くためには、それを愛さなければならない。
H・F・アミエル(スイス文学者)

大地を一歩一歩踏みつけて、手を振って、いい…(志賀直哉)

大地を一歩一歩踏みつけて、手を振って、いい気分で、進まねばならぬ。急がずに、休まずに。
志賀直哉『暗夜行路』

平凡なことを毎日平凡な気持ちで実行する…(アンドレ・ジイド)

平凡なことを毎日平凡な気持ちで実行することが、すなわち非凡なのである。
アンドレ・ジイド(フランス小説家)

たとえばどんなにいいことにしろ、それを知るべき…(川端康成)

たとえばどんなにいいことにしろ、それを知るべき年齢よりも早くそれを知れば、それは悲劇の色しか帯びない。
川端康成『化粧と口笛』

有効に行動する為に予見すること、これが…(小林秀雄)

有効に行動する為に予見すること、これが知性の目的である。
小林秀雄(評論家)

2008年03月13日

悪魔が私たちを誘惑するのではない…(ジョージ・エリオット)

悪魔が私たちを誘惑するのではない。私たちが悪魔を誘惑するのだ。
ジョージ・エリオット『フェリックス・ホルト』

どんなに賢くっても、にんげん自分の背中を…(山本周五郎)

どんなに賢くっても、にんげん自分の背中を見ることはできない。
山本周五郎『さぶ』

傷を負った人間は間に合わせの包帯が…(三島由紀夫)

傷を負った人間は間に合わせの包帯が必ずしも清潔であることを要求しない。
三島由紀夫『仮面の告白』

美はあらゆる所にある、我々の眼がそれを…(ロダン)

美はあらゆる所にある、我々の眼がそれを認め得ないだけだ。
ロダン(フランス彫刻家)

臆病は文明人のみの持っている美徳である。(芥川龍之介)

臆病は文明人のみの持っている美徳である。
芥川龍之介『続野人生計事』

一度でも心から、全身全霊をもって笑ったことの…(カーライル)

一度でも心から、全身全霊をもって笑ったことのある人間は、救いがたいほどの悪者にはなりえない。
カーライル『衣装哲学』

非常な善人と非常な悪人とは感じが殆ど同じ…(萩原朔太郎)

非常な善人と非常な悪人とは感じが殆ど同じです。
萩原朔太郎『ふっくりとした人柄』

人の世に生まるるや、一の約束を抱きて来た…(北村透谷)

人の世に生まるるや、一の約束を抱きて来たれり。人に愛せらるる事と人を愛する事、これなり。
北村透谷(文学者)

地上には多くの道がある。けれど、最後の…(ヘルマン・ヘッセ)

地上には多くの道がある。けれど、最後の一歩は自分一人で歩かねばならない。
ヘルマン・ヘッセ(ドイツ小説家)

自分の愛情は疑っても、嫉妬は疑わないわ。(川端康成)

自分の愛情は疑っても、嫉妬は疑わないわ。
川端康成『虹いくたび』

何事も慢心したらあかん。伸びるべきものが…(上西亮二)

何事も慢心したらあかん。伸びるべきものが伸びないのも、慢心のせい。
上西亮二(島津製作所会長)

思考と知識は常に歩みを一緒にすべきである…(フンボルト)

思考と知識は常に歩みを一緒にすべきである。さもなければ、知識は死物で不毛のままに死滅する。
フンボルト

よい人間は暗黒な衝動にかられても、正しい道を…(ゲーテ)

よい人間は暗黒な衝動にかられても、正しい道を忘れはしない。
ゲーテ『ファウスト』

2008年03月12日

運命は神の考えるものだ、人間は人間らしく…(夏目漱石)

運命は神の考えるものだ、人間は人間らしく働けばそれで結構だ。
夏目漱石『虞美人草』

悟りという事は如何なる場合にも平気で…(正岡子規)

悟りという事は如何なる場合にも平気で生きて居るという事であった。
正岡子規『病床六尺』

恋は焔(ほのお)であると同時に光でなければならぬ。(ソロー()

恋は焔(ほのお)であると同時に光でなければならぬ。
ソロー(アメリカ文学者)

ひとの生命を愛せない者に、自分の生命を…(吉川英治)

ひとの生命を愛せない者に、自分の生命を愛せるわけはない。
吉川英治(小説家)

悪の根源をなすものは、金そのものではなくて…(スマイルズ)

悪の根源をなすものは、金そのものではなくて、金に対する愛である。
スマイルズ『セルフ・ヘルプ』

誘惑に対する適当な防御方法はいろいろ…(マーク・トウェイン)

誘惑に対する適当な防御方法はいろいろあるが、いちばん確かな方法は臆病にしていることだ。
マーク・トウェイン(アメリカ小説家)

たった一度しかない一生をほんとうに生かさ…(山本有三)

たった一度しかない一生をほんとうに生かさなかったら人間に生まれてきたかいがないじゃないか。
山本有三『路傍の石』

恋に狂うとは、ことばの重複である。恋とは…(ハイネ)

恋に狂うとは、ことばの重複である。恋とはすでに狂気なのだ。
ハイネ『シェイクスピアの女たち』

しばしば勇気が試されるのは、死ぬことで…(アルフィエリ)

しばしば勇気が試されるのは、死ぬことでではなく、生きることでだ。
アルフィエリ『オレスト』

2008年03月11日

美しい姿は美しい顔に勝り、美しい行ないは…(エマーソン)

美しい姿は美しい顔に勝り、美しい行ないは美しい姿に勝る。
エマーソン(アメリカ哲学者)

新しい発想を得ようと思うならまず誰かに…(本田宗一郎)

新しい発想を得ようと思うならまず誰かに話を聞け。
本田宗一郎(本田技研工業創業者)

行き詰りは展開の一歩である。(吉川英治)

行き詰りは展開の一歩である。
吉川英治『草思堂随筆』

社会に出て役に立たぬ事を学校で講義する…(内田百閒)

社会に出て役に立たぬ事を学校で講義するところに教育の意味がある。
内田百閒『学生の家』

小さな経験を積み上げていくことだ。そうすれば…(土川元夫)

小さな経験を積み上げていくことだ。そうすれば、自信もつくし、人からも信用されるようになる。
土川元夫(名古屋鉄道元社長)

興味があるからやるというよりは、やるから興味が…(寺田寅彦)

興味があるからやるというよりは、やるから興味ができる場合がどうも多いようである。
寺田寅彦『写生紀行』

「人間だからしかたない」と言わず、少しでも…(松下幸之助)

「人間だからしかたない」と言わず、少しでも実現できるように努めていくことが大切なんだ。
松下幸之助(松下電器産業創業者)

百のうち九十九は失敗。(本田宗一郎)

百のうち九十九は失敗。
本田宗一郎(本田技研工業創業者)

男が家庭を持ちたいってのは、思いきり阿呆に…(川端康成)

男が家庭を持ちたいってのは、思いきり阿呆になれる場所がほしいからだ。
川端康成『化粧と口笛』

愛するということにかけては、女性こそ専門家で…(三島由紀夫)

愛するということにかけては、女性こそ専門家で、男性は永遠の素人である。
三島由紀夫『愛するということ』)

変化が激しい今日だからこそ仕事にも…(山下俊彦)

変化が激しい今日だからこそ仕事にも「感激性」が必要だ。
山下俊彦(松下電器産業前社長)

信用というものの下限は安心感で、上限は期待感。(伊藤雅俊)

信用というものの下限は安心感で、上限は期待感。
伊藤雅俊(イトーヨーカ堂社長)

画竜点睛といってね、結婚も確かに点睛の…(川端康成『)

画竜点睛といってね、結婚も確かに点睛の一つだよ。夫を持ったり、子供を持ったりする度に、人間の心の眼は開けてゆくものだよ。
川端康成『結婚の眼』

欠点は、表面に浮かんで流れるわらのような…(ドライデン)

欠点は、表面に浮かんで流れるわらのようなもの。真珠を求めるなら、深くもぐれ。
ドライデン『すべてを愛のために』

醜い女なんていない。ただ、美しく見せる…(ラ・ブリュイエール)

醜い女なんていない。ただ、美しく見せるすべを知らない女がいるだけだ。
ラ・ブリュイエール『人さまざま』

愛はみんな怖しいんですよ、愛には法則は…(三島由紀夫)

愛はみんな怖しいんですよ、愛には法則はありませんから。
三島由紀夫『班女』

不滅の肉体はない、不屈の精神があるのみだ。(エバレット)

不滅の肉体はない、不屈の精神があるのみだ。
エバレット『人生修養』

まだまだ自分の何分の一も知っちゃいない…(ジェームス・ディーン)

まだまだ自分の何分の一も知っちゃいない。だから生きることにせっかちなのさ。
ジェームス・ディーン

君自身が心から感じたことや、しみじみと心を…(吉野源三郎)

君自身が心から感じたことや、しみじみと心を動かされたことを、くれぐれも大切にしなくてはいけない。
吉野源三郎『君たちはどう生きるか』

忘れるにまかせるということが、結局最も美しく…(川端康成)

忘れるにまかせるということが、結局最も美しく思い出すということなんだ。
川端康成『散りぬるを』

2008年03月10日

子供を教育するばかりが親の義務でなくて…(寺田寅彦)

子供を教育するばかりが親の義務でなくて、子供に教育されることもまた親の義務かもしれないのである。
寺田寅彦『猫の穴掘り』

たいていの経営者は、その時間の大半を…(ドラッガー)

たいていの経営者は、その時間の大半を「きのう」の諸問題に費やしている。
ドラッガー『創造する経営者』

この世で困難な仕事の一つは、バーゲン…(エドガー・W・ホーウィ)

この世で困難な仕事の一つは、バーゲンでも金がいることを女たちに悟らせることだ。
エドガー・W・ホーウィ

あまり他人の同情を求めると軽蔑という景品が…(バーナード・ショー)

あまり他人の同情を求めると軽蔑という景品がついてくる。
バーナード・ショー

前途は遠い。しかして暗い。然し恐れてはならぬ…(有島武郎)

前途は遠い。しかして暗い。然し恐れてはならぬ。恐れない者の前に道は開ける。行け。勇んで。小さき者よ。
有島武郎『小さき者へ』

女は嫉妬に嫌悪をおぼえるよりも嫉妬から…(アナトール・フランス)

女は嫉妬に嫌悪をおぼえるよりも嫉妬から大胆なことをやってのけるのである。
アナトール・フランス

2008年03月09日

母性愛なんて言いますが、自分の子供のことしか…(山本有三)

母性愛なんて言いますが、自分の子供のことしか考えないようなものは、動物と変わるところがないじゃありませんか。
山本有三

美しい純潔を守るよりも、美しく純粋を守ることの…(福永武彦)

美しい純潔を守るよりも、美しく純粋を守ることの方が遥かにむつかしいのだ。
福永武彦『遠くのこだま』

力強さは使命感を持つところから生まれる。(松下幸之助)

力強さは使命感を持つところから生まれる。
松下幸之助『指導者の条件』

別れる男に、花の名を一つは教えておきな…(川端康成)

別れる男に、花の名を一つは教えておきなさい。花は毎年必ず咲きます。
川端康成『花』

有利となるのは若い女ではない。若く見える…(竹内久美子)

有利となるのは若い女ではない。若く見える女なのだ。
竹内久美子『男と女の進化論』

なまけものは、哲学を持っているが、働いて…(なだいなだ)

なまけものは、哲学を持っているが、働いてばかりいる人間には、哲学がない。
なだいなだ『片目の哲学』

愛するということは、愛されないかもしれない…(落合恵子)

愛するということは、愛されないかもしれない覚悟も含めた上に、成立する感覚なのよ。
落合恵子『自分にごほうび』

金は愛情と裏切りとのふたつを持つ両刃の剣。(尾崎豊)

金は愛情と裏切りとのふたつを持つ両刃の剣。
尾崎豊『白紙の散乱』

最良なる予言者は過去なり。(バイロン)

最良なる予言者は過去なり。
バイロン(イギリス詩人)

心でみなくちゃ、ものごとはよく見えない。肝心な…(サン・テグジュぺリ)

心でみなくちゃ、ものごとはよく見えない。肝心なことは、眼に見えないんだよ。
サン・テグジュぺリ『星の王子さま』

たとえ年をとって老人になっても、自分の…(F・ヘンシェン)

たとえ年をとって老人になっても、自分の生き方を見出せる人は幸いである。
フォルケ・ヘンシェン『老化の問題』

父親が子供に語ることは世間には聞こえないが…(J・R・リヒター)

父親が子供に語ることは世間には聞こえないが、彼の子孫には聞こえる。
ジャン・パウル・リヒター(ドイツ作家)

何ももたぬという人でも、天地のめぐみを…(小倉遊亀)

何ももたぬという人でも、天地のめぐみをいただいている。
小倉遊亀(画家)

明日を耐え抜くために必要なものだけ残して…(ウィリアム・オスラー)

明日を耐え抜くために必要なものだけ残して、あらゆる過去を締め出せ。
ウィリアム・オスラー(イギリス医学者)

たいていの者は、自分でも思いがけないほど…(デール・カーネギー)

たいていの者は、自分でも思いがけないほど、すばらしい勇気を持っている。
デール・カーネギー

私は、私が出会ってきたすべてのものの…(テニソン)

私は、私が出会ってきたすべてのものの一部である。
テニソン『ユリシーズ』

信念は人を強くする。疑いは活力を麻痺…(F・ロバートソン)

信念は人を強くする。疑いは活力を麻痺させる。信念は力である。
フレデリック・ロバートソン(イギリス牧師)

愛することは、けっしてたがいに見つめ合う…(サン・テグジュぺリ)

愛することは、けっしてたがいに見つめ合うことではなく、いっしょにおなじ方向を見ることだ。
サン・テグジュぺリ『人間の大地』

人の心を思いやるということ。相手を信じ、待ち…(『スクールウォーズ』)

人の心を思いやるということ。相手を信じ、待ち、許してやること。それが愛というもんや。
ドラマ『スクールウォーズ』

実績とは能力×姿勢だめな姿勢とは自己本位だ。(樫尾忠雄)

実績とは能力×姿勢、だめな姿勢とは自己本位だ。
樫尾忠雄(カシオ計算機社長)

恋の悲しみを知らぬ人には恋の味は話せない。(伊藤左千夫)

恋の悲しみを知らぬ人には恋の味は話せない。
伊藤左千夫『野菊の墓』

優秀な人間は議論や分析が先行し、それで…(下山敏郎)

優秀な人間は議論や分析が先行し、それで終わってしまうことが多い。行動に移さねば意味がない。
下山敏郎(オリンパス光学工業社長)

実り多いものだけが真実である。(ゲーテ)

実り多いものだけが真実である。
ゲーテ

虹だって十五分も続いたら、人はもう見むかない。(ゲーテ)

虹だって十五分も続いたら、人はもう見むかない。
ゲーテ

たとえ遊女でも純粋な恋をすれば、その恋は…(倉田百三)

たとえ遊女でも純粋な恋をすれば、その恋は無垢な清いものです。世の中には卑しい、汚れた恋をするお嬢さんがいくらあるか知れません。
倉田百三『出家とその弟子』

時間こそは、最もユニークで乏しい資源。(ドラッガー)

時間こそは、最もユニークで乏しい資源。
ドラッガー

女の運命を第一に気にするのが恋で、自分の…(武者小路実篤)

女の運命を第一に気にするのが恋で、自分の欲望を満たそうとばかりするのが肉欲だ。
武者小路実篤『友情』

愛も信仰も同じように、日々のささやかな…(ローデンバック)

愛も信仰も同じように、日々のささやかな勤行によって維持される。
ローデンバック『死都ブリュージュ』

女の涙は、必ずしもいま口にしている事を理由と…(伊藤整)

女の涙は、必ずしもいま口にしている事を理由として流れるものでない。
伊藤整『変容』

われわれは勝負師ではない。負けても何が…(本田宗一郎)

われわれは勝負師ではない。負けても何が原因で負けたのかを追求することに意義がある。
本田宗一郎(本田技研工業創業者)

病気は千もあるが、健康は一つしかない。(ベルネ)

病気は千もあるが、健康は一つしかない。
ベルネ

人の成功・不成功は、いつ、どんな時期に…(三澤千代治)

人の成功・不成功は、いつ、どんな時期にどんな人と会えるかだ。
三澤千代治(ミサワホーム社長)

間違ったやり方はたいへん理屈に合っている…(ムーア)

間違ったやり方はたいへん理屈に合っているように見える。
ムーア(イギリス哲学者)

地上のあらゆる所有の中で、自分のハートが・・・(ゲーテ)

地上のあらゆる所有の中で、自分のハートが最も貴重なものである。
ゲーテ

われわれを恋愛から救うものは理性よりも…(芥川龍之介)

われわれを恋愛から救うものは理性よりもむしろ多忙である。
芥川龍之介

親しい人、愛するものほど、思い描けないの…(川端康成)

親しい人、愛するものほど、思い描けないのかもしれない。
川端康成『千羽鶴』

人の心はパラシュートのようなもの。開かな…(オズボーン)

人の心はパラシュートのようなもの。開かなければ使えない。
オズボーン

困れ。困らなきゃ何もできない。(本田宗一郎)

困れ。困らなきゃ何もできない。
本田宗一郎(本田技研工業最高顧問)

苦しみが残して行ったものを味わえ!苦難も…(ゲーテ)

苦しみが残して行ったものを味わえ!苦難も過ぎてしまえば、甘い。
ゲーテ

苦しみが残して行ったものを味わえ!苦難も…(ゲーテ)

苦しみが残して行ったものを味わえ!苦難も過ぎてしまえば、甘い。
ゲーテ

成功するコツは執念。五年、十年かかろうと…(小林大祐)

成功するコツは執念。五年、十年かかろうと執念を燃やし続けることだ。
小林大祐(富士通相談役)

一人の敵もつくらぬ人は、一人の友もつくれない。(テニソン)

一人の敵もつくらぬ人は、一人の友もつくれない。
テニソン(イギリス詩人)

愚痴はいかなる理由があろうとも、決して…(エマーソン)

愚痴はいかなる理由があろうとも、決して役には立たぬ。
エマーソン(アメリカ詩人)

人は、恋をしてはじめてすべての子供らしさから…(スタンダール)

人は、恋をしてはじめてすべての子供らしさから脱皮する。
スタンダール『恋愛論』

いかなる教育も逆境に及ぶものはない。(ディズレーリ)

いかなる教育も逆境に及ぶものはない。
ディズレーリ

恋愛の徴候の一つは彼女に似た顔を…(芥川龍之介)

恋愛の徴候の一つは彼女に似た顔を発見することに極度に鋭敏になることである。

恋の測りがたさにくらべれば、死の測りがたさなど…(ワイルド)

恋の測りがたさにくらべれば、死の測りがたさなど、なにほどのことでもあるまいに。恋だけを、人は一途に想うておればよいものを。
ワイルド『サロメ』

2008年03月08日

犠牲をはらう相手があるのはうれしいことだ。(モンゴメリ)

犠牲をはらう相手があるのはうれしいことだ。
モンゴメリ『赤毛のアン』

みんな、山に登ったら下ばかり見ているが、ぼくは…(サトウサンペイ)

みんな、山に登ったら下ばかり見ているが、ぼくは山に登ったら、上を仰いで雲を見る。
サトウサンペイ『ドコカヘ行こうよ』

恋をしても溺れるな、一気に燃上り、燃尽きる様な…(宗方仁)

恋をしても溺れるな、一気に燃上り、燃尽きる様な恋は決してするな!
宗方仁(西高テニス部コーチ)

「何々になろう」とする者は多いが、「何々を…(長岡半太郎()

「何々になろう」とする者は多いが、「何々をしよう」とする者は少ない。
長岡半太郎(物理学者)

女は優しさがすべて、優しさに勝る武器は…(阿木耀子)

女は優しさがすべて、優しさに勝る武器はないんだから。
阿木耀子『まあ~るく生きて』

やりたいと思うことをやっている自分を、つねに…(マーフィー)

やりたいと思うことをやっている自分を、つねに想像してごらんなさい。まもなくあなたに奇跡がおきます。
マーフィー

愛持たぬ一つの言葉 愛を告げる幾十の言葉…(俵万智)

愛持たぬ一つの言葉 愛を告げる幾十の言葉より気にかかる。
俵万智『サラダ記念日』

寛大になるには、年をとりさえすればよい。どんな…(ゲーテ)

寛大になるには、年をとりさえすればよい。どんなあやまちを見ても、自分の犯しかねなかったものばかりだ。
ゲーテ

議論とは往々にして妥協しがたい情熱である。(太宰治)

議論とは往々にして妥協しがたい情熱である。
太宰治(小説家)

もし一日だけ親切にし、思いやりを示すことが…(デール・カーネギー)

もし一日だけ親切にし、思いやりを示すことができれば、もう一日続けることができる。
デール・カーネギー

生(生きること)は問いであり、死は答えである。

生(生きること)は問いであり、死は答えである。
V.E.フランクル(ドイツ詩人)

勇気とは恐怖心に抵抗することである。(マーク・トウェイン)

勇気とは恐怖心に抵抗することである。
マーク・トウェイン(アメリカ作家)

やさしい心の持ち主は いつでもどこでも われにも…(吉野弘)

やさしい心の持ち主は いつでもどこでも われにもあらず受難者となる。何故って やさしい心の持ち主は他人のつらさを自分のつらさのように 感じるから。
吉野弘『夕焼け』

人間というものは、自分の運命は自分で…(アンリ・べルグソン)

人間というものは、自分の運命は自分で作っていけるものだということをなかなか悟らないものである。
アンリ・べルグソン『道徳と宗教の二つの源泉』

人間を理解するには決して急がないことだ。(サントブーブ)

人間を理解するには決して急がないことだ。
サントブーブ(フランス詩人)

今日を楽しめ。自分自身の人生を忘れが…(N・H・クラインバウム)

今日を楽しめ。自分自身の人生を忘れがたいものにするのだ。
N・H・クラインバウム『いまを生きる』

難有り、有難し。苦しみは成長のための試練。(田嶋一雄)

難有り、有難し。苦しみは成長のための試練。
田嶋一雄(ミノルタカメラ会長)

伸びるためには、まず縮まることが必要だ。(石坂泰三)

伸びるためには、まず縮まることが必要だ。
石坂泰三(東芝元社長)

好奇心と自尊心の満足だけを生命とする…(スタンダール)

好奇心と自尊心の満足だけを生命とするような恋愛が、はたして長つづきするものかどうか。
スタンダール『赤と黒』

冗談のうちに真実の言葉が語られることが…(フィヒテ)

冗談のうちに真実の言葉が語られることがなかなか多いものだ。
フィヒテ(ドイツ哲学者)

アイデアは、それを一心に求めてさえいれば…(チャップリン)

アイデアは、それを一心に求めてさえいれば必ず生まれる。
チャップリン(映画俳優・監督)

勉強しなくてはだめです。執務中でも、余暇が…(水上滝太郎)

勉強しなくてはだめです。執務中でも、余暇があったら読書をしなさい。
水上滝太郎(小説家)

私の最大の光栄は一度も失敗しないことでは…(ゴールドスミス)

私の最大の光栄は一度も失敗しないことではなく、倒れるごとに起きあがることにある。
ゴールドスミス

今度も立派に乗り越えてみせるぞ。朝の来ない…(吉川英治)

今度も立派に乗り越えてみせるぞ。朝の来ない夜はないのだから。
吉川英治(小説家)

地をはうような泥くさい努力は絶対欠かせない…(栖原亮)

地をはうような泥くさい努力は絶対欠かせない。体裁などを気にしていては何もできない。
栖原亮(本州製紙会長)

英雄とは自分のできることをした人である。(ロマン・ロラン)

英雄とは自分のできることをした人である。
ロマン・ロラン(フランス作家)

2008年03月01日

神とは背中をそっと押してくれるような働きである。(遠藤周作)

神とは背中をそっと押してくれるような働きである。
遠藤周作(作家)

恋愛はただ性欲の詩的表現を受けたもので…(芥川龍之介)

恋愛はただ性欲の詩的表現を受けたものである。少なくとも詩的表現を受けない性欲は恋愛と呼ぶに値しない。
芥川龍之介

やってみなはれ やらなわからしまへんで。(鳥井信治郎)

やってみなはれ やらなわからしまへんで。
鳥井信治郎(サントリー創業者)

やってみなはれ やらなわからしまへんで。(鳥井信治郎)

やってみなはれ やらなわからしまへんで。
鳥井信治郎(サントリー創業者)

決断は七分の理、三分の運。(松尾金蔵)

決断は七分の理、三分の運。
松尾金蔵(日本鋼管相談役)

愛する女は、みんな川に流されて、溺れてる…(川端康成)

愛する女は、みんな川に流されて、溺れてるようなものかもしれないわ。
川端康成『川のある下町の話』

才能は静けさの中で作られ、性格は世の…(ゲーテ)

才能は静けさの中で作られ、性格は世の激流の中で作られる。
ゲーテ

不平はエネルギーだ。人間は不平がなければ…(小川栄一)

不平はエネルギーだ。人間は不平がなければ、働く意欲を失ってしまう。
小川栄一(藤田観光創業者)

運に恵まれるというのには努力が必要である。(江戸英雄)

運に恵まれるというのには努力が必要である。
江戸英雄(三井グループ総帥)

殴るなら殴ってみろと見返すのが教育の原点。(若林繁太)

殴るなら殴ってみろと見返すのが教育の原点。
若林繁太(篠ノ井旭高校名誉校長)

殴るなら殴ってみろと見返すのが教育の原点。(若林繁太)

殴るなら殴ってみろと見返すのが教育の原点。
若林繁太(篠ノ井旭高校名誉校長)

恋は甘い花である。しかしそれをつむには…(スタンダール)

恋は甘い花である。しかしそれをつむには、おそろしい断崖のはしまで行く勇気がなければならない。
スタンダール『恋愛論』